ドグマチール(スルピリド)は用量によって適応症が異なる。 スルピリドは古くから、消化器症状を改善することが知られており、特に器質性の異常は認められないが、胃痛や胃もたれなどの症状を呈する、機能性ディスペプシア(FD)に対して著効を示す。 後に…
カルチノイドとは「癌のような」とういう意味。確認された当初は、癌と似て非なるものと認識されていたが、現在では、他臓器への転移や、隣接する臓器への浸潤などの癌特有の性質を持つことが分かっている。 神経内分泌細胞からできる腫瘍の一種で、胃以外に…
タケキャブ(ボノプラザン)により血清ガストリン値が高値を示すことが知られている。 *機序 酸分泌抑制によるpHの上昇がシグナルとなり、フィードバック機構によりG細胞からのガストリン分泌が亢進する。 この作用は酸分泌抑制効果が高い薬剤ほど強くみら…
ゾコーバ錠は、新型コロナウイルス感染症治療薬。 以下、特徴まとめ。 *一般名 エンシトレルビル フマル酸 *規格 125mgのみ *適応症 SARS-CoV-2による感染症 *用法・用量 通常、12歳以上の小児及び成人にはエンシトレルビルとして1日目は375mgを、2日…
ジクトルテープは、ジクトフェナクナトリウムを有効成分とする、経皮吸収性の全身性NSAIDs製剤。 発売当初は、「各種がんにおける鎮痛」のみに適応が認められていたが、2022年に「腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎における鎮痛・消炎」が追加さ…
何らかの理由で甲状腺ホルモンの分泌が減少し、血中の甲状腺ホルモン値が低下すると、フィードバック機構により下垂体から甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が増加する。 この機構により、甲状腺ホルモンが低値の状態が継続するとTSHの高値がみられる。この状…
頻度は高くないが、プロトンポンプ阻害剤(PPI)により視力障害が引き起こされることがある。 *視力障害の機序 PPIは胃粘膜壁細胞のプロトンポンプ(H+, K+ -ATPase)を阻害することで、胃酸分泌を抑制するが、胃粘膜壁細胞だけでなく血管平滑筋に存在する…
慢性膵炎患者では、しばしば消化酵素剤と共にプロトンポンプ阻害剤(PPI)やH2ブロッカーといった胃酸分泌抑制薬が投与される。 *胃酸分泌抑制薬の投与目的慢性膵炎の非代償期では、膵臓による内・外分泌機能が低下し、リパーゼなどの消化酵素の不足が起こ…
閉経後乳癌治療薬として投与されるアナストロゾール(アリミデックス)の副作用の1つとして、骨粗鬆症が挙げられる。 機序としては、アナストロゾールはアロマターゼを阻害し、アンドロゲンからのエストロゲン生成を抑制することで乳がん細胞の増殖を抑制す…
アトピー性皮膚炎の治療に用いられるコレクチム軟膏は、1本5g入りと10g入りのチューブとして発売されている。 他の5gチューブ製品との違いとして、コレクチム軟膏の5gチューブでは口径が大きくなってることが挙げられる。 *口径が大きい理由 コレクチム軟膏…