アンビバ坐剤とダイアップ坐剤が同時に処方されている場合には、併用に注意が必要。
アンヒバ坐剤・・・・油脂性基剤
ダイアップ坐剤・・・水溶性基剤
ダイアップ坐剤の有効成分のジアゼパムは脂溶性のため、アンヒバ坐剤の基剤に吸着し吸収が悪くなる可能性がある。
⇒ ダイアップを先に使用してから30分以上間隔を空けてアンヒバを使用する。
*併用方法
① 37.5℃以上の発熱でまずダイアップを使用し、30分後にアンヒバを使用する。
② 38℃以上の発熱が続く場合は、8時間後にダイアップを使用する。
③ 高熱が続く場合には、2回目の使用から16時間後(1回目から24時間後)に、もう一回ダイアップを使用する。
上記の方法でダイアップを3回使用すれば、3回目使用後から48時間のけいれん予防効果が期待できる。
アンヒバは、4時間以上間隔を空ければ何度でも使用可能。ただし、ダイアップ使用後30分間は使用不可。
※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。