RSウイルス感染症は、乳幼児期の代表的な呼吸器感染症。 主に冬に流行し、1歳までに半数以上の、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染する。 *症状 咳、鼻水、発熱、気管支炎など。 通常は数日〜1週間で回復するが、1〜3%が重症化し、細気管支炎や肺炎を引き…
ゾフルーザは、2018年に発売されたインフルエンザ治療薬。 既存の薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)とは作用機序が異なる。 *一般名 バロキサビルマルボキシル *作用機序 A型およびB型インフルエンザのmRNAに関わるキャップ依存性エンドヌクレアーゼを選択的に…
一部の医療関係者では、「インフルエンザの薬物治療は、高齢者とハイリスク者のみにおいて必要であり、それ以外の患者は自宅で安静にしていれば良い」との意見がある。 しかし、以下の理由により早期診断、早期からの薬物治療の推奨がガイドラインに明記され…