薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


ミケルナ配合点眼液の注意点

ミケルナ配合点眼液は、カルテオロール塩酸塩・ラタノプロストを有効成分とする緑内障治療薬。 ミケルナ配合点眼液には、眼表面でのカルテオロール塩酸塩の滞留性向上及び持続性を発揮させるためにアルギン酸(天然昆布由来)が添加されている。 アルギン酸…

点眼薬とコンタクトレンズ

一般的に、コンタクトレンズ使用者が点眼薬を使用する場合は、コンタクトレンズを外してから点眼し、点眼の5〜15分後に再装着する。 コンタクトレンズ着脱の手間がかかることでアドヒアランス(コンプライアンス)の悪化が懸念される場合などは、装着したま…

白内障手術歴患者に使用できない点眼薬

エイベリス点眼液(オミデネパグ イソプロピル点眼)は、緑内障治療薬。 禁忌項目として「無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の患者」がある。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); *無水晶体眼・眼内レンズ挿入眼とは 白内障が進行すると、外…

ピレノキシン点眼液の使用順

点眼薬が同じタイミングで2種類以上処方されている場合には、使用順と使用間隔に注意が必要。 基本的には、水溶性点眼薬 → 懸濁性点眼薬 → ゲル化点眼薬 → 眼軟膏の順で、5分間以上間隔を空けて使用する。 より効かせたい点眼薬を、最後に使用するように指導…

[新薬]アレジオンLX点眼液0.1%

*一般名 エピナスチン塩酸塩 *特徴 ・「アレジオン点眼液0.05%(以下、従来品)」の改良版。 ・有効成分を高濃度配合したことで、従来品と比べて結膜中エピナスチン濃度が高く、長く維持される。 ・抗ヒスタミン点眼薬としては日本初の、1日2回の点眼薬(…