認知症とは、獲得した複数の認知・精神機能が、意識障害によらず日常生活や社会生活に支障をきたす程に持続的に障害された状態をいう。 原因により、主にアルツハイマー型、血管性、レビー小体型の3つの型に分類される。 複数の病型を併発する場合もある。 …
糖尿病患者では、認知症発症率が高いことが明らかになっている。 また、重篤な低血糖が起きると、認知症を引き起こすリスクが高くなると考えられている。 疫学調査において、日本人の糖尿病患者は健常人と比べ、アルツハイマー型認知症は約2.18倍、脳血管性…
リバスチグミン(イクセロン/リバスタッチ)は、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)を阻害し、脳内のアセチルコリン濃度を高めることで、アルツハイマー型認知症の認知機能症状の進行を抑制する。 同様の作用を持つ薬剤にドネペジル(アリセプト)、ガラン…
ベンゾジアゼピン系睡眠薬が、記憶や認知機能に悪影響を及ぼし認知症の発症リスクを高めるという研究がある。一方で、関連性がなかったという研究もあり、一定の見解は得られていない。 ⇒ 現段階では結論は出ていない 一部では、睡眠薬そのものが認知機能の…
現在の認知症の治療薬は、以下の4種類のみ。 ・ドネペジル(アリセプト) ・ガランタミン(レミニール) ・リバスチグミン(イクセロン/リバスタッチ) ・メマンチン(メマリー) *適応の違い ドネペジル:アルツハイマー型(軽度〜高度)、レビー小体型 …