薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


片頭痛の誘発因子とは

 

片頭痛は、血管が拡張することで拍動性の痛みを頭部の片側または両側に痛みを生じる。

片頭痛の病理は十分に解明されていないが、何らかの刺激により三叉神経が興奮しカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)などの血管拡張作用を持つ物質が放出され、血管の拡張と周囲の炎症が原因であるとする三叉神経血管説が有力。

片頭痛患者の60~90%で誘発要因があるといわれており、それぞれの患者によって誘発因子は異なる。

誘発因子を把握して避けることで、発症を免れたり症状を軽減することが期待できる。

誘発因子としては下に示すものがある。

 

 

 

*片頭痛の誘発因子(食品以外)

・ストレス
・精神的緊張
・疲労
・睡眠不足
・過睡眠
・運動
・空腹
・脱水
・光、音、臭いによる刺激
・天候の変化
・温度差
・旅行
・高地
・月経周期
・経口避妊薬
・性的活動

 

*誘発する可能性のある食品

アルコール
赤ワイン
チョコレート
乳製品(特にチーズ)
ナッツ類
揚げ物
柑橘類

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。