薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


睡眠薬の服用は認知症の発症リスクになるか

 

ベンゾジアゼピン系睡眠薬が、記憶や認知機能に悪影響を及ぼし認知症の発症リスクを高めるという研究がある。一方で、関連性がなかったという研究もあり、一定の見解は得られていない。

⇒ 現段階では結論は出ていない

 

一部では、睡眠薬そのものが認知機能の低下を引き起こし、認知症の発症リスクとなる可能性が報告されている。

しかし、睡眠時間が短いことや睡眠の質の低下による認知機能障害の方が深刻であり、一般的には睡眠薬を服用して、しっかりとした睡眠の時間と質を確保した方が認知症リスクを低下させることができると考えられている。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。