シロスタゾール(プレタール)には心拍数増加の副作用があり、その副作用を利用して、徐脈性不整脈の治療にシロスタゾールが用いられることがある。 *心拍数増加を引き起こすメカニズム シロスタゾールが心拍数を増加させるメカニズムは明確になっていない…
アスピリンは低用量で抗血小板作用、高用量では解熱鎮痛作用を発揮する。 抗血小板作用を期待して低用量でアスピリンを服用してる患者に、鎮痛薬として高用量のアスピリンを追加服用すると、抗血小板作用が消失する可能性があると考えられている。 これをア…
ジピリダモール(ペルサンチン)には、抗血小板作用の他に、冠動脈拡張作用と尿タンパク減少作用がある。 また、腎機能を改善する可能性も報告されており、 尿タンパクを伴うIgA腎症、糖尿病性腎症、多発性嚢胞腎の治療に推奨されている。 *尿タンパク減少…