潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)に対する、コレスチラミンの有効性が示唆されている。
*作用機序
胆汁酸が多量に存在する回腸では、炎症性サイトカインの産生や酸化ストレスが高まり、炎症反応を促進することが示唆されている。
そのため、コレスチラミンを投与することで胆汁酸が吸着され、回腸における炎症が抑制されると考えられる。
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