薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


アンテドラッグステロイド

 

アンテドラッグ(antedrug)とは、局所で薬効を発揮した後、全身で代謝され速やかに薬効を消失するよう設計された薬剤のこと。

 

アンテドラッグステロイドは、ステロイド構造の中に代謝されやすい部位が導入されていることで、外用で用いられるステロイドにおいて、局所での滞留性と薬効の増大、全身性副作用の軽減が期待できる。

 

 

 

*主なアンテドラッグステロイド

・ジフルプレドナート(マイザー)
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(リドメックス)

・ヒドロコルチゾン酪酸エステル(ロコイド)

・酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン(パンデル)
・フルチカゾンプロピオン酸エステル(アドエア/フルタイド/フルティフォーム/フルナーゼ)
・ブデソニド(シムビコート/パルミコート)
・べクロメタゾンプロピオン酸エステル(キュバール/リノコート/サルコート)

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。