薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


アセトアミノフェン中毒

アセトアミノフェンの大部分は、肝臓でグルクロン酸抱合や硫酸抱合を受けて代謝されるが、一部はCYP450代謝経路に入り、毒性の持つN-アセチル-p-べンゾキノンイミンが生成される。 通常量の服用であればこの代謝物はグルタチオン抱合により無毒化されるが、…

喘息患者に対する解熱鎮痛剤の選択

気管支喘息の既往がある場合は、解熱鎮痛剤の選択に注意が必要。 解熱鎮痛剤として主に使用されるNSAIDsとアセトアミノフェンは、一部の気管支喘息患者において、鼻水・鼻づまり、吐き気、下痢などを伴う激しい喘息発作を引き起こすことがあるため。このNSAI…