薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


骨密度の検査方法

骨粗鬆症の診断には、骨密度のYAM(Young Adult Mean)値との比較が用いられる。 YAM値とは、若年成人(20〜44歳)の平均値のこと。若年成人平均値を100%として、現在の骨密度が何%かを算出する。 骨密度(BMD)=単位面積あたりの骨量(g/㎠) 【YAM値と…

フォルテオ皮下注による起立性低血圧

フォルテオ皮下注は、テリパラチド(遺伝子組換え)を有効成分とする骨粗鬆症治療薬。 骨吸収を抑制するビスホスホネート製剤とは異なり、骨新生を促進する作用を持つ。 注意すべき副作用として、一過性の急激な血圧低下、起立性低血圧、めまい、意識消失な…

ビビアントの特徴(エビスタとの比較)

ビビアント(バゼドキシフェン酢酸塩)は、閉経後骨粗鬆症治療薬。 同系統の薬にエビスタ(ラロキシフェン塩酸塩)がある。 *薬理作用 エビスタと同様、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)。 破骨細胞に直接作用し、骨吸収を抑制するエストロ…