2017年に海外で報告された研究で、鉄剤の投与間隔によって鉄の吸収率が異なることが示唆された。
その研究によると、硫酸鉄を連日投与した場合よりも隔日投与した方が、吸収率が向上するとされている。
＊研究内容要約
鉄欠乏性貧血の18〜40歳の女性に対して、硫酸鉄60mgの連日投与群（21人）と隔日投与群（19人）で14日間（実際の投与日数）のランダム化比較試験（オープンラベル）を行った。
その結果、鉄としての平均吸収率および平均総吸収量は、隔日投与群の方が連日投与群よりも有意に高かった。
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