うつ病の症状として、一般に以下の段階で進行し、それぞれの段階で各脳内伝達物質が関与していると考えられている。
*うつ病の進行と症状
①イライラ
②不安
③憂鬱
④仕事や家事に手が付かない
⑤根気がない
⑥何事にも興味がない
⑦喜びがない
⑧生き甲斐がない
*段階における脳内伝達物質の関与
①〜③ではセロトニンの欠乏、③〜⑥ではセロトニン、ノルアドレナリンの欠乏、⑥〜⑧ではセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの欠乏が関与していると考えられているため、各段階における薬物療法では、それぞれに対応した脳内伝達物質濃度を上昇させる薬剤が適する。
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