薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


うつ症状の段階と脳内神経伝達物質の関係

 

うつ病の症状として、一般に以下の段階で進行し、それぞれの段階で各脳内伝達物質が関与していると考えられている。

 

 

 

*うつ病の進行と症状

①イライラ
②不安
③憂鬱
④仕事や家事に手が付かない
⑤根気がない
⑥何事にも興味がない
⑦喜びがない
⑧生き甲斐がない

 

*段階における脳内伝達物質の関与

①〜③ではセロトニンの欠乏、③〜⑥ではセロトニン、ノルアドレナリンの欠乏、⑥〜⑧ではセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの欠乏が関与していると考えられているため、各段階における薬物療法では、それぞれに対応した脳内伝達物質濃度を上昇させる薬剤が適する。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。