抗凝固薬の服用切り替え時には、切り替えるタイミングに注意が必要。 切り替え前の薬剤の半減期や切り替え後の薬剤の効果発現までの期間などを考慮して、スケジュールを決定しなければならない。 薬剤特性として、ワーファリンは半減期と効果発現までの時間…
ワーファリンは、現在使用されている抗凝固薬の中で最も古いが、新しい直接経口抗凝固薬(DOAC)が次々と登場してからも広く処方されている。 その理由としては、ワーファリンにしかない以下の利点があるため。 *ワーファリンの利点 ・半減期が長いため、反…
抗菌薬を服用すると、腸内のビタミンK産生菌が減少し、ワーファリンの効果が増強されると考えられる。 実際に、ワーファリン服用中の患者が抗菌薬を傾向服用すると、PTーINRが5.0以上に上昇するリスクは、平均で2.46倍になったとの報告がある。 中でもニュー…