薬と柑橘類の相互作用といえば、第一にグレープフルーツによるCYP3A4阻害作用が挙げられる。 *グレープフルーツによるCYP3A4阻害作用 グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類は、小腸に存在するCYP3A4の活性化を阻害するため、CYP3A4で代謝される薬の…
フェキソフェナジン(アレグラ)は、果実ジュースとの相互作用に注意が必要な薬剤。 果物ジュースによる、フェキソフェナジンの吸収への影響が確認されている。 *有機アニオントランスポーター(OATP)阻害作用 フェキソフェナジンなどの小腸の細胞膜に存在…
レボフロキサシン / オフロキサシン Al、Mg、Fe で吸収低下 その他のニューキノロン系Al、Mg、Fe、Ca で吸収低下 テトラサイクリン系Al、Mg、Fe、Ca で吸収低下 セフジニルAl、Mg、Fe で吸収低下 レボドパFe で吸収低下 レボチロキシンAl、Fe、Ca で吸収低下…
バルプロ酸Na(デパケン/セロニカ)は、血中カルニチン濃度を低下させ、低カルニチン血症を引き起こすことがある。 また、ピボキシル基を有する薬剤も長期服用により低カルニチン血症を引き起こすため、この2つを有効成分とする薬剤の併用は注意が必要。 …
エリスロシンDS10% 〇 アイス、ココア、練乳 × ヨーグルト、乳酸菌飲料、オレンジジュース、スポーツドリンク オゼックス細粒小児用 〇 チョコクリーム、ココア、プリン × アイス、オレンジジュース、ヨーグルト、乳酸菌飲料、スポーツドリンク オラペネム小…
抗菌薬を服用すると、腸内のビタミンK産生菌が減少し、ワーファリンの効果が増強されると考えられる。 実際に、ワーファリン服用中の患者が抗菌薬を傾向服用すると、PTーINRが5.0以上に上昇するリスクは、平均で2.46倍になったとの報告がある。 中でもニュー…