コデインリン酸塩/ジヒドロコデインリン酸塩(以下まとめて、コデイン)は、鎮咳薬として処方されるが、気管支喘息発作中の患者には禁忌になっている。
そのため、コデインを含む薬品が処方されている場合には、咳が気管支喘息によるものではないことを確認する必要がある。
*禁忌の理由
コデインには気道の分泌を抑制する作用があり、気道の分泌が減ると痰の粘度が高くなり喘息発作を悪化させるため。重症化すると、気道が塞がってしまい窒息死に至る場合もある。
*コデイン含有商品
・カフコデN配合
・クロフェドリンS配合
・オピセゾールコデイン液
・フスコデ配合
・セキコデ配合
・ニチコデ配合 など
※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。