*一般名
メラトニン
*規格
0.2% のみ
*適応症
小児期の神経発達症に伴う入眠困難の改善
*用法・用量
通常、小児にはメラトニンとして1日1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日1回4mgを超えないこと。
*特徴
・小児期の発達障害に伴う睡眠障害に対する初の治療薬。
・有効成分のメラトニンは、体内時計に関与するホルモンの一種。
・MT1受容体を刺激することで神経活動を抑制し、MT2受容体を刺激することで睡眠位相を変動させ、睡眠を促す。
・入眠障害を改善することで、発達障害の中核症状を改善する可能性がある。
*注意点
・フルボキサミンマレイン酸塩と併用禁忌。
・就寝直前に服用する。
・増量を行う際は、1週間以上の間隔を空ける必要がある。
・6歳未満または16歳以上の患者における、有効性および安全性は確立されていない。
※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。