薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです


小児に対する解熱鎮痛剤の選択

 

原則として小児へのNSAIDsの投与は、ライ症候群のリスクが大きいため禁忌。

小児に対する解熱鎮痛剤としては基本的にアセトアミノフェンを選択する。

 

*アセトアミノフェンで効果がない場合

NSAIDsの中でもイブプロフェンは、ライ症候群を含めた副作用が少なく安全性が高いため、アセトアミノフェンで解熱・鎮痛効果がない場合に使用可能。

 

ただし、インフルエンザの解熱に対しては、インフルエンザ脳症のリスクがあるため必ずアセトアミノフェンを選択する。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。