*ストロングスタチンの種類
・ロスバスタチン(クレストール)
・アトルバスタチン(リピトール)
・ピタバスタチン(リバロ)
*効果の比較
ロスバスタチン 2.5mg/day、アトルバスタチン 10mg/day、ピタバスタチン 2mg/dayにおいて、LDL-C値・トリグリセリド値の低下作用は同程度。
*安全性の比較
上記の1日量では、副作用の頻度も同程度。
*1日最大用量
ロスバスタチンは通常用量の8倍の20mg/day、アトルバスタチンは4倍の40mg/day、ピタバスタチンは2倍の4mg/dayまで増量が可能。
*水溶性/脂溶性
水溶性・・・ロスバスタチン
脂溶性・・・アトルバスタチン、ピタバスタチン
*代謝の違い
・アトルバスタチンはCYP3A4が、ピタバスタチンではCYP2C9が代謝に大きく関与している。
・水溶性のロスバスタチンは、肝臓での代謝はほとんど受けない。
⇒ クラリスロマイシンなどのCYP3A4阻害作用を持つ薬剤との併用は、ロスバスタチンとピタバスタチンが適する。
※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。