*一般名
イメグリミン塩酸塩
*規格
500mg のみ
*適応症
2型糖尿病
*用量・用法
通常、成人にはイメグリミン塩酸塩として1回1000mgを1日2回朝、夕に経口投与する。
*特徴
・新しい作用機序の糖尿病治療薬。
・ミトコンドリアの機能を改善することで血糖値を改善する。
・有効成分のイメグリミンが膵臓、肝臓、骨格筋のミトコンドリアに対し、グルコース濃度依存的なインスリン分泌を促す膵作用と、肝臓・骨格筋での糖代謝を改善する膵外作用(糖新生抑制・糖取込み能改善)を発揮し血糖降下作用を示すと考えられている。
・体内ではほとんど代謝されず、大部分が未変化体として腎から排泄される。
*注意点
・主な副作用として、低血糖、悪心、下痢、便秘など。
・腎機能障害のある患者では、血中濃度が上昇する(eGFRが45ml/min/1.73㎡未満の患者への投与は推奨されない)。
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