*一般名
インスリン デグルデク<遺伝子組換え>/リラグルチド<遺伝子組換え>
*特徴
・国内初の持効型溶解インスリンアナログ/ヒトGLP-1アナログ 配合注射液。
・フレックスタッチ採用なので、インスリン治療でフレックスタッチを使用していた方では切り替えが簡単。
・持続型インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤(トレシーバ+ビクトーザ)。
・1ドーズにはインスリンデグルデク1単位とリラグルチド0.036mgが含まれている。
・一般的に使用されるリラグルチド0.9mgを投与する場合には、25ドーズの投与が必要。
・1日1回の投与で低血糖の発現頻度を高めることなく、血糖値を改善させる。
・食事のタイミングに関わらず投与できる。
・他の糖尿病用薬による治療で効果不十分な場合に使用を検討する。
*適応症
インスリン療法が適応となる2型糖尿病
*用法
成人では、初期は1日1回10ドーズを皮下注射する。
投与量は患者の状態に応じて適宜増減するが、1日50ドーズを超えないようにする。
注射時刻は原則として毎日一定とする。
開始投与量の設定は、インスリン新規の場合では1〜10 ドーズ、インスリンからの切り替えの場合では1〜16 ドーズと異なる。
投与を忘れた場合には、気づいた時点で使用する。次の投与は8時間以上あけてから行い、その後は通常の注射時刻に使用する。
*保管方法
開封後の保管は、他のインスリン製剤と異なり室温、冷所のどちらでも可能。
使用期限は、冷所保管の場合で4週間、室温保管で3週間までと異なるため注意が必要。
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